充実した暑い夏を過ごそう(2)

 昨年の8月に「充実した暑い夏を過ごそう」というメッセージをお送りしましたが、1年後の今回も同じテーマでメッセージを送りたいと思います。


(龍前 篤司, 7/27)


 今年の熊谷の夏は異常に暑い!ただでさえ日本一暑いと言われている熊谷ですが、今年は7月だというのに雨らしい雨は降らずに、灼熱の日々が続いています。
 なにしろ今年は最高気温が40度を超える日が続き、一日中気温が30度以下には下がらないなんて日があるのですから、全く異常事態であります。朝の涼しさや、木陰の清涼感なんて今年の夏は感じさせてくれません 。

 
しかし、今年の暑さは景気回復にとってはとても良い影響を与えているようです。エアコンやビール、清涼飲料水等は非常に販売が好調で、景気回復がこの暑さによって、国内消費にドライブがかかれば短期的には大変好ましいことになります。
 中小企業経営者にとって8月は、「ニッパチ」といって一年を通して不振な月の代表だと言われています。しかし、考えてみれば、8月が商売にとって不向きな月だとされる根拠は、「暑すぎて人々の活動が低下する」ことから「ニッパチ」と言われていたのです。ところが現在では、外は暑くてもクーラーの効いたオフィスでは快適に労働できるのですから、人々が普段と異なる消費行動を取る暑い夏は企業にとってまさにビジネスチャンスなのです。 
 夏休み展開されるドラマだからこそ、甲子園の高校生の姿は感動的であります。ひたむきに頑張る姿が、春や秋の過ごしやすい時期に比べて、夏の方が人の心により大きな印象を与えるのです。
 この「暑い夏に頑張る」という事こそ、多くの場合その人の人生を変えてきたのです。スポーツはもちろん勉学も実は夏の過ごし方がポイントだったはずです。
 
また、大げさな話ですが、「充実した暑い夏を過ごす事」こそ、この埼玉県という地域社会の中で充実した人生を生き抜くために不可欠な事だと思うのです。なぜなら、豊かな大地に恵まれ、温暖で災害もない地域だからこそ、「暑い夏」が唯一の特徴であり、唯一の試練だからです。他の地域の試練に比べればたいしたことないし、「暑ければ暑いほど元気がいい企業」こそ、この地域に求められているのだと思います。
 
さて、もう少しで夏休みを迎える方も多いと思います。有意義な時間を過ごして、体と頭に夏のエネルギーを充填し、「充実した暑い夏」にしたいものです。



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