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長者ベスト100に千葉が9人、埼玉はゼロの意味は
今月、16日に全国一斉に発表された所得番付によると、全国の長者ベスト100のうち、54人が東京で、2番目は千葉で9人、埼玉県人は一人も入っていなかった。このことは何を意味するのであろうか?
(龍前 篤司, 5/25)
今年の長者番付を見てびっくりしたことが二つありました。一つは若手経営者の強烈な台頭です。
全国ベスト30人のうちなんと8人が30代、40代の若手経営者だというのです。
まさにこれはニューリッチの台頭であり、ITを駆使して従来では考えられなかったビジネスモデルで巨万の富をゲットしている若手経営者が続出している事実です。ライブドアの堀江社長がとても有名になりましたが、彼が納付している所得税はやっと1千万を超えた程度なのに、その数十倍の納税をしている若手経営者が多数いるということは、ホリエモンクラスのニューリッチは相当多いに違いありません。
従来であれば、どんなに才能があっても、若い時から巨万の富をゲットすることは難しかったのが、インターネットの世界では「年は関係ない」のであり、若いということはハンデにならないのです。
そしてもっと驚いたのは全国ベスト100の長者の分布状況です。トップは東京で54人というのは当然ですが2位が千葉県で9人、埼玉県は1人も入っていないというのは驚きです(3位は愛知で6人、4位は大阪で5人で、神奈川県は1人)。
この千葉県9人、埼玉県0人という現象がなぜ生ずるのか想像してみると、多分「起業に成功した若手経営者が千葉県に住所を移転した」ということではないでしょうか?
つまり、「昔からの長者が特に千葉県に多い」とは考えにくいのであり、ニューリッチが千葉県に多く移り住み、埼玉県には流れてこないということなのだと思います。そういえば、今年の公示地価も千葉の浦安市や市川市等の住宅地が多数上昇していたのに対し、埼玉県では上昇ポイントは殆どなかったことを思い出します。
全国ベスト100に名を連ねた9人が千葉県に納める地方税たるやウン十億になるはずです。なんだか最近、やけに千葉県が何かにつけて目立っているような気がします。それに対して埼玉県人の平均所得は全国で24位、関東地方でダントツの最下位になっています。そして、埼玉県北部の長者番付にはほとんど新顔が登場していない事実を見せられると、「ニューリッチが住みたくなるような魅力ある街造り」こそ、埼玉県にとってとても大きな課題だと思います。
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