環境共生住宅と定期借地権
12月8日に行われた弊社セミナーに多数の方のご参加をいただきましてありがとうございました。今回のセミナーでは時の人である甲斐徹郎氏を招いて環境共生型住宅による土地活用をテーマにしたところ、たいへん大きな感銘を受けた人が多かったようです。
(龍前 篤司, 12/15)
12月8日の弊社セミナーに多くの皆様の参加をいただきましてありがとうございました。今回は、「自宅周辺環境を活かした環境共生型資産活用」と「バブル経済と賢い付き合い方」そして「バブル再燃と大増税時代に骨太の資産経営」という3つのテーマで行ったところ、たいへん好評をいただきました。
当日のセミナーの内容の要旨をご紹介します。
第1部セミナー 「自宅周辺環境を活かした環境共生型資産活用」
この講師の甲斐徹郎氏は、「時の人」ともいうべき環境共生住宅のパイオニアで、世田谷区松涛の「欅ハウス」や「松陰エコヴィレッジ」等のコーポラティブ住宅をプロデュースし話題となっている人です。
快適な環境、特に快適な体感温度にとって植物の果たす役割がとても大きいこと、人工的に温度を下げても「温度を上げる不快な原因を絶つ」ことこそ快適な環境を作る秘訣であること。そして建物の性能だけで快適な環境は作れないこと、地主にとって自らの屋敷の環境を守るために環境共生型の土地活用がたいへん大きな成果を上げているようです。
実は、「欅ハウス」は私も実際に見に行ったのですが、「目からウロコ」でした。旧家の屋敷の一角(200坪ほど)を売却して集合住宅になったのですが、見事に旧来の環境が維持されて、都会の中に緑に覆われた森の中の共同住宅が実現していました。そして地主の旧屋敷が共同住宅と地主の共同の財産として利用されていました。やはり建物よりも環境やコミュニティの優良さであり、建物性能より企画力・ソフトだと思いました。誇らしげにそそり立つ欅の木とそのパワーが私たちに自然の偉大さそして緑を守ることの大切さを教えてくれているような気がしました。そして、このような自然と共生する環境を定期借地権を使って自宅周辺に実現することの意義を再確認しました。
第2部セミナー「バブル経済との賢い付き合い方」
講師は当社シニアコンサルタントの大河原静雄が、最近のバブル再燃の状況とその原因を解り易く話しました。そして、バブル期のキーワードとして「安全」、「安定」、「リスクマネージメント」、「決断」という4つをあげて、特にコンプライアンス(法令遵守)が厳しくなっていることや、金利上昇に対するリスクマネージメントに配意する必要性を強調しました。また、今回のセミナーでは「信託」の賢い使い方について、例えば親が子への信託や同族株の民事信託などの利用法や賢い遺言信託などについても解り易く説明したため、たいへん好評をいただきました。
第3部「バブル再燃と大増税時代への対応策」
最近のバブル再燃状況について、@上場株については東京市場が世界一の取引高を記録するほど資金流入が続いており、個人投資家の急速な広がりを考えるとバブルではあるが、底堅い状況がしばらくは続きそうであること。A土地については一部では完全にバブリーな現象が生じてきていることに警戒しなければならないことを強調しました。Bその他中古マンションの値上がりやゴルフ会員権の値上がりなど、2005年が永く続いた平成不況から脱却する結節点になっていることを説明しました。
そして、このような状況から次に到来するのは「大増税時代」であることは明らかであり、「その前にできること」、「今だからこそやる価値があること」を具体的な例をあげて示しました。
特に、来るべき増税の時代においては規制されるであろう面積広大地評価や同族株の評価を使って、実際の時価よりもかなり安く評価される財産を今のうちに精算課税制度を使って贈与する意義を強調しました。
以上、簡単に今回のセミナーの内容を紹介しました。興味のある方は資料請求等してください。
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