武蔵経営 ペイオフ対策はお済ですか? http://www.musashikeiei.com/
F  A  X 来年4月こそペイオフ全面解禁! 熊谷048−522−0064          大宮048−631−2271
ニュース(211号) タンス株の特定口座への移管は12月31日までに! 発行 2004/11/30
理士法人武蔵経営 熊谷 中西2-7-31 さいたま 大宮大門町2-108第一永峰ビル5階
ペイオフ解禁のスケジュール
 ペイオフの全面解禁の期限がいよいよ来年の4月に迫っています。完全実施が何回も延期された(2002年は普通預金を全額保護の対象とした)ので、なんだかうんざりしますが、今度こそほぼ全面解禁(ただし、決済性預金は全額保護の対象)です。気を緩めることなく、しっかり準備しましょう!
<ペイオフ解禁の流れ>
預金の種類 2002年3月まで 2002/4月〜2005/3月まで 2005年4月以降
当座預金・決済性預金 全額保護 全額保護 全額保護
別段預金
普通預金
定期預金・貯蓄預金・定期積金 全額保護 元本1000万とその利息まで保護
金銭信託(元本補てん契約あり)
金融債(保護預り専用)
外貨預金 全額保護 保護対象外
譲渡性預金
金銭信託(元本補てん契約なし)
金融債(保護預り専用でない)
 上記のとおり来年4月以降は「無利息の決済性預金」以外は全てペイオフの対象となります。今回のペイオフ解禁は、2002年の場合に比較してあまり騒がれていないような気がします。しかしながら、金融機関の不良債権処理は都市銀行を中心として処理されているだけで、地方銀行や信用金庫などの不良債権の処理はあまり進んでいないようです。日本国政府の財政状態はより悪化していることから、「預金から株へ」、「円から外国債へ」というポートフォリオも検討すべきだと思います。いずれにしても、「元本保証」という世界から「自己責任による運用」の時代に突入していくことでしょう。
日本がアルゼンチンタンゴを踊る日に備えて!
 前回のファックスニュースで報じたとおり、日本の財政赤字問題はとても深刻な状態となっています。この状態で人口の減少と高齢者の増加による社会保障負担の激増という問題を抱える日本国は、これから本当に頑張らないと大変なことになります。最近、書店で「預金封鎖」、「新円切り替え」、「国家破産」なんて文字が躍っており、読んでみると「日本国の破産」ということがとても冗談では済まされないような段階を迎えていることがわかります。2002年ののペイオフ解禁時には、複数の金融機関に1000万ずつ分けて対処した人がほとんどでしたが、今回は株や外債や外国通貨、金地金等も視野に入れてペイオフに備えるべきだと思います。ペイオフ対策は国家保護から脱却し、自己責任による資産防衛の第一歩にしなければならないからです。
タンス株特例の期限迫る!保管と計算の面倒な人は12月31日までに特定口座へ
〜タンス株は今年の12月31日を過ぎると特定口座へ移管することができなくなりますのでご注意ください〜
特定口座と一般口座のメリット・デメリット
区分 メリット デメリット
特定口座 簡易申告口座 @証券業者が年間取引資料を作成してくれる。 @確定申告必要
A確定申告するので、各種特例を使える。 A株の譲渡益が扶養等の判定にも影響
源泉徴収選択口座 @証券業者が年間取引資料を作成してくれる。 確定申告をしないで済ますことができるが、しない場合には損失の繰越控除や1000万の非課税特例の適用は受けられない
A源泉徴収するので、確定申告しなくてもよい。
B株の譲渡益があっても扶養になれる。
一般口座(保護預かり口座) @火災・盗難等の事故から守れる @自分で譲渡損益を計算しなければならない
A保管料がかからない A証券保管機構に預ける場合には費用発生
タンス株 @手数料等がかからない @盗難・火災等のリスク
A所有している株券が証券会社等に秘密にできる A譲渡所得の計算を自らやらなければならない
 証券税制は昨今の改正で大変複雑になり、タンス株のままでは自ら集計・計算するのではとても大変となります。上記表のとおり、特定口座のメリット・デメリットをしっかり吟味した上で、年内に特定口座へ移管しましょう。
金融資産の運用は、元本確定の他人任せの時代から自己責任で運用する時代へ突入します!