武蔵経営 法人が1年間に479社しか増えていない! http://www.musashikeiei.com/
F  A  X 68.1%は赤字法人(平成15年度) 熊谷048−522−0064          大宮048−631−2271
ニュース(216号) 交際費は10年前の4割以上減少! 発行 2005/2/3
理士法人武蔵経営 熊谷 中西2-7-31 さいたま 大宮大門町2-108第一永峰ビル5階
申告法人の実態の推移
国税庁はこのほど「平成15年法人企業の実態」について公表しました。それによると、平成15年の赤字企業は前年より若干減少したものの、依然として約7割の法人が赤字決算であることが明らかとなっています。この赤字割合こそ、民間中小企業にとっての現在の景気の実態なのです。
区  分 法人数 欠損法人割合
利益計上法人 欠損法人(A) 合 計(B) (A)/(B)
               
平成 5年   958,640   1,385,491 2,344,131   59.1%
  6   882,713   1,486,569 2,369,282   62.7%
  7   853,980   1,550,047 2,404,027   64.5%
  8   859,639   1,576,110 2,435,749   64.7%
  9   867,184   1,598,163 2,465,347   64.8%
  10   820,302   1,688,550 2,508,852   67.3%
  11   760,187   1,767,037 2,527,224   69.9%
  12   802,434   1,734,444 角丸四角形吹き出し:  なんと1年間に申告法人が479社しか増えていない
2,536,878
  68.4%
  13   806,867   1,742,136 2,549,003   68.3%
  14   792,626   1,757,461 2,550,087   68.9%
  15   813,184   1,737,382   2,550,566   68.1%
交際費の額は10年前の58%に減少
企業の交際費の支出額は7年連続で減少しています。平成15年の支出額は平成5年の約半分です。この10年で交際費の支出は41.8%の減少となっています。やはり景気の低迷は統計数字からも明らかになってきています。
区 分           営業収入1,000円当たり   交際費支出額 角丸四角形吹き出し:  交際費の金額の推移こそ、民間企業の景況の実態を反映するものと言えますが、この10年でなんと4割以上もこの交際費が減少しています。
 従って、このことは現在の景気は「大企業中心」で「経費削減によるもの」であることを如実に示すものとなっています。
交際費支出額  
  (A)   伸び率
        億円     円・銭
平成 5年   59,451 4.2   3.96
  6   54,087 9.0   3.82
  7   53,254 1.5   3.72
  8   54,094   1.6   3.62
  9   53,099 1.8   3.41
  10   50,639 4.6   3.19
  11   43,918 13.3   2.88
  角丸四角形吹き出し: 平成5年の58.2
%
12
  43,908 0.0   2.81
  13   39,135 10.9   2.50
  14   37,426 4.4   2.60
  15   34,645 7.4   2.47
 利益が伸びないから交際費が減ったのか、交際費を使わないから利益が伸びないのか不明ですが、デフレ時代に多くの企業が「経費削減に走っている」ことだけは明らかなようです。既存のビジネスの収益性が悪化していることはもちろんですが、平成14年と平成15年の申告法人の数が479社しか増加していないことからも、収益性の高い「新しいビジネスモデルによる起業が少ない」のと「業績悪化により申告しなくなる法人が増加している」ことが読み取れます。本格的な景気回復は新しい元気のいい企業が増加していかなくてはなりません。前回のFAXニュースでもお知らせしたとおり、制度的には様々な法人が設立できるようになりますので、今後に期待したいものです。